概要
Vision Development Moduleでパターンマッチングをしたターゲットをハイライトして、どこがマッチングしたかをフロントパネル上に表示できるようにする方法を紹介します。
説明
Vision Development Moduleを用いたパターンマッチングを行なう時、例えばVision Assistant上で設定をした際にはマッチングされた結果として対象が枠組みで囲まれてどこの部分がマッチングに引っかかったかわかりますが、VIとしてフロントパネル上に同じ画面を持ってきても囲み線は表示されません。そこで、パターンマッチングで引っかかった対象の情報をクラスタとして取り出し、マッチング情報の値から囲み線を作成する方法を紹介します。
ハードウェア/ソフトウェアの要件
・LabVIEW 2015 SP1以降
・Vision Development Module(使用するLabVIEWと互換性のあるもの )
コードの実装/実行手順
- サンプルをダウンロードし、「closed_target.lvproj」を開きます。
- パターンマッチングしたターゲットを囲む機能はHighlight target.viですが、その使用方法を確かめるためにhow_to_use.viを開き、フロントパネルの指示に従って実行します。
上記記載のとおり、機能自体はサブviとして「Highlight target.vi」でターゲットを囲む際の情報を処理しています(以下のスニペット)。

このサブviの使用方法について「how_to_use.vi」で確認してください。