サンプルコードとドキュメント

簡易データ収録・ログ保存サンプル

製品と環境

このセクションは、サンプルの作成に使用された製品およびOSを反映します。

以下に示された製品を含め、NIのソフトウェアをダウンロードするには、ni.com/downloadsをご覧ください。

    ソフトウェア

  • LabVIEW

    ドライバ

  • NI-DAQ™mx

コードとドキュメント

添付

Description

概要

データ収録及びログ保存するサンプルプログラムです。日付でフォルダを作成し、指定した時間を超えると別ファイルに切替え、また指定したファイルサイズを超えると新しいファイルに切り替えます。

 

詳細

LabVIEWのサンプルプロジェクトには本格的なデータ収録・保存のテンプレートが含まれています。

 

ですが、このテンプレートではいくつか高等テクニックが用いられており、また並列ループで実行しているためその内容を理解するのにいくつかのトレーニングコースを受講する必要があります。(実践集中コース1、2及びデータ収録プログラミングコース)

 

ここでは内容として実践集中コース1の内容だけで理解できるデータ収録及びログ保存のサンプルプログラムを紹介します。

 

 

実装・実行方法

  1. VIを開きます。
  2. 必要に応じてDAQアシスタントの設定を変更します。(Dev1/ai0、1000Hz 100サンプル読み取りの連続集録になっています)
  3. 保存部分も必要に応じて変更します。(1チャンネル複数サンプル(1次元配列)のテキスト形式保存となっています)
  4. VIを実行します。
  5. 「収録開始」ボタンをクリックします。ファイル出力先のフォルダを変更する場合は開始する前に変更してください。
  6. 波形がフロントパネルのグラフ表示器にアップデートされ、指定したディレクトリに「年月日」のフォルダが作られ、中に「時分秒.txt」のファイル名で保存されます。
  7. 指定時間超過または指定ファイルサイズ超過でファイルが切り替わります。
  8. 日付が変わると保存フォルダを新しい日付で作成し、そちらに保存するようになります。

 

 

 

必要なもの

ソフトウェア

LabVIEW 2011以降

NI-DAQmx 9.3.5以降

 

ハードウェア

ハードウェアタイミングで収録可能なデータ収録デバイス(Mシリーズ、Xシリーズなど)

 

 

理解に必要な知識

LabVIEW実践集中コース1程度(列挙体、タイプ定義、ケースストラクチャ、Whileループ、ファイルI/O、DAQアシスタント、状態遷移図、ステートマシンなど)

 

状態遷移図

State Diagram.png

 

Data Logging Example.png

NIコミュニティのサンプルコード交換のサンプルコードは、MIT Licenseによりライセンス供与されています。