概要
複数デバイスから集録したデータを、時間情報を付加して1つのTDMSファイルに同時に書き込みます。
詳細
TDMSファイルには、複数の場所から同時にアクセスすることが可能です。
このサンプルでは、複数のデバイスから異なるレートでデータを集録し、
それぞれの時間情報を付与してTDMSファイルに書き込む方法を示します。
基本的な作りはDAQmxのアナログ入力サンプルを元に、TDMSファイルの書き込みを追加しただけです。
一点ポイントとしては、時間情報を書き込むために、「WDT波形時間配列を取得DBL」関数を使用しています。
実装・実行方法
1. VIを開きます。
2. 使用するDAQデバイスのチャンネル、TDMSファイルの保存先パスを変更します。
3. VIを実行します。
4. VIの終了後、DIAdemなどでTDMSファイルを開きます。
5. 下記のように、データが保存されていることが確認できます。
必要なもの
ソフトウェア
・LabVIEW 2012以降
・DIAdem (ファイルを読み取るために推奨)
ハードウェア
・アナログ入力可能なDAQデバイス
(サンプルをそのまま実行するためには、デバイスが2台必要です。プログラムを変更することで、1台のみでも動作可能です)
