サンプルコードとドキュメント

FPGAを使用したアナログサイン波出力

コードとドキュメント

添付

Description

概要

FPGA上でSIN波を生成し、アナログ信号として出力します。

 

説明

本サンプルでは、FPGA上でSIN波形を生成し、アナログ信号としてFPGAデバイスより出力します。

本サンプルは以下の3つのVIから構成されています。

  • SINEWAVE_Parameter_Controller_on_RT.vi: RT OS上で動作するVI。FPGAへSIN波形のパラメータを渡す
  • Calculate_SINE_Parameter.vi: RT OS上で動作するVI。SIN波形のパラメータを計算する
  • Generate_SINE_Signal_on_FPGA.vi: FPGA上で動作するVI。RTから渡されたパラメータに基づいてSIN波を生成し、出力する

FPGA上では正弦波発生器関数を使用して、信号を生成します。
この関数では振幅、すなわちスケールがフルスケールにデフォルトで設定されているため、モジュールの設定によっては、

信号が飽和してしまう可能性がありますので注意します。


RT上では制御器書き込みを使用し、サイン波のプロパティを変更します。
フロントパネル制御器および表示器を使用してデータを転送する (FPGAモジュール)

FPGA.png

 

ハードウェア/ソフトウェアの要件

  • LabVIEW 2013以降
  • LabVIEW Real-Time Module
  • LabVIEW FPGA Module
  • CompactRIOなどFPGAモジュール

 

コードの実装/実行手順

  1. 添付のプロジェクトを開き、お使いのCompactRIOなどのFPGAターゲットをプロジェクトに追加します
  2. プロジェクト内のVIを、新たに追加したターゲット下にドラッグアンドドロップで移動させます
  3. お使いのFPGAモジュールに合わせて、正弦波発生器関数の設定を変更します
  4. FPGA VIをコンパイルします
  5. コンパイル完了後、RT VIを実行します

NIコミュニティのサンプルコード交換のサンプルコードは、MIT Licenseによりライセンス供与されています。