中学生以上で計測制御にはあまり興味のない人でもLabVIEW Community Editionが楽しめるようになれば面白いだろうなと思い、高校入試の参考書から題材を探してサンプルプルグラムを作ってみました。
中学では経度15度の差で1時間の時差が生じることや、本初子午線、日付変更線などを学んでいるようです。計算は単純なのに大人でも足すのか引くのか悩むことがあるのですが、最近は何も考えずにスマホで調べることの方が多いでしょう。
地図上で時差を考えられるように、Natural Earthの地理空間データを使ってQGISで世界地図を作りました。世界の100万人都市の緯度経度データをアマノ技研が提供しているので、ピクタチャー関数で選択した都市の場所を地図上に表示しました。
なお、QGISでの世界地図の作り方については
【実習編】非専門家のためのQGIS ~世界地図を描こう~
が大変参考になりました。

中学では各国の標準時には言及せず経度だけで時差を考えているようなのでこのような作りにしましたが、間違いの指摘やご意見等あればよろしくお願いします。
LabVIEW Community Editionのベータ版で作成したものをLabVIEW2014にバージョンダウンしました。