02-12-2007 07:30 PM
02-13-2007 11:28 PM
平素よりNI製品をご利用頂きまして誠に有難うございます。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の幾田と申します。
1について
USB-6008を繋いだ際に「新しいハードウェアの検出ウィザード」が起動するのですが、これはPCからUSB-6008自体にドライバをインストールしているのではなく、PC内でこのデバイス用のドライバを割り当てるという作業を行う為のものです。
USB-6008を使用する際には、レジストリが更新された場合に「新しいハードウェアの検出ウィザード」が立ち上がります。
これによってそれぞれのデバイスがデフォルトで"dev0、dev1..."と連番で認識されます。
レジストリが更新される場合には、以下の状況が想定されます。
・USB-6008を抜き取り、他のUSBデバイスを指し込み、その後USB-6008を指し込んだ場合
・PCの他のドライバが、「USBデバイスが抜かれた場合には、レジストリ更新する」ようにしてしまっている場合
このことから現在の使用環境では、USB-6008を抜き取るとレジストリが更新されてしまい、USB-6008を挿入のたびにウィザードが立ち上がるのではないかと推測しております。
またこのプロセスを通してPC上でのデバイスの認識を可能にしておりますので、このプロセス自体を省略することは出来ません。
2について
カメラを接続した際のデバイスというのは、弊社の画像収録ボードにアナログ/デジタルカメラを接続したという認識でよろしいでしょうか。
その場合、やはりカメラのインターフェイスの設定などはあらかじめMeasurement and Automation Explorerで行う必要があります。
作成したVIなどを実行するためのIMAQで名前などを指定したり、もしくはカメラファイルなどを設定しなければVI上でエラーが発生します。
最後に、プログラムのコンパイルですが、これはEXEのことを指しているのでしょうか。
EXEの配布の場合必ず必要な項目があり、一点はLabVIEW RuntimEngine、そしてドライバを使用している場合は開発環境と同じバージョンのドライバを実行環境にインストールする必要があります。
ドライバをインストールすると自動的にMeasurement and Automation Explorerはインストールされるのですが、ここで一点、VIであったりLabVIEWで何かしらのデバイスを動作させるためには必ずMeasurement and Automation Explorerで認識されている必要があります。
Measurement and Automation Explorerで認識されていない場合、EXEも同様、デバイス指定のプルダウンにデバイス名が認識しない、もしくはデバイスを定数で指定している場合”デバイスが存在しません”といった旨のエラーが発生する可能性があります。
カメラの設定も同様に、EXEを実行する際には必ずMeasurement and Automation Explorerのデバイスとインターフェイスでその構成を確認して下さい。
宜しくお願いいたします。