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ランタイムエンジンでの動作について

現在使用しているモジュールは,NI9206 ×2, NI 9213 ×2,NI 9264 ×2, NI 9403

シャーシは,NI cRIO-9116, 8スロット,Virtex-8 LX80 です.

①ランタイムエンジンは(laptop, cRIO...)どこにインストールされるのでしょうか.

 

②以上の環境でLabVIEW2010でプログラムしたviをexeファイルに変換し,ランタイムエンジンで実行するとしたとします.

この際,例えばcRIO内が何らかの原因でクラッシュした場合,cRIOに再びコンパイルする場合はLabVIEWが必要なのでしょうか.

 

以上,回答をよろしくお願いします.

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WR-jp様

 

平素より弊社製品をご使用いただき誠に有難うございます。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の星と申します。

 

LabVIEWランタイムエンジンはWindowsで実装するVIをEXEにビルドしたものを実行するために必要なソフトウェア環境ですので、
実行環境のPCでインストールします。

 

cRIOのコントローラにデプロイされるRT VIは別途RT EXEをビルドして組み込むことによって、
Windowsとのやりとりをする必要がない場合はWindowsのEXEもビルドする必要がなく、
スタンドアロンで実装することが可能です。
その場合はcRIOを起動した時点で自動的にRT EXEが実行されます。
cRIOの方ではVIを実行できている時点でソフトウェア環境は整っているはずですので、
ラインタイムエンジン等のソフトウェアのインストールは必要ありません。

 

FPGA VIもRTの方でロードして実行するようにしていれば、
cRIOがクラッシュした場合でもcRIOを再起動するだけでRT EXE、FPGA VI共に問題なく実行できるはずです。

 

cRIOのソフトウェアが破損した場合でも、RT EXE等のファイルのバックアップがあり、
実行環境PCの方でNI RIOドライバなどcRIOで必要なソフトウェアがインストールされていれば、
LabVIEWの開発環境がなくてもMeasurement & Automation Explorer (MAX)でcRIOをフォーマットしたり、
cRIOのソフトウェアを再インストールしたり、FTP経由でRT EXEを移動させることができます。

 

LabVIEWの開発環境が必要になるのは既存のアプリケーションを編集してEXE、 RT EXEを再ビルドする時や、
FPGA VIを再コンパイルする時のみです。

 

宜しくお願いします。

 

日本ナショナルインスツルメンツ株式会社
星 大輝

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