日本ナショナルインスツルメンツ技術部の宮本と申します。
お問い合わせの件に関しまして以下の通り回答いたします。
外部トリガ1回で1サンプル読み取り、Express表にてデータを表示していると存じております。また、この動作をループ内で行い一定時間集録されたデータをExcel形式で保存されたいと存じております。
この集録を長時間行うとデータの取りこぼしが起き、ループが停止してしまうとのことですが、ループが停止する際にエラー等は発生するのでしょうか。また、ご使用中の外部トリガですが、どれ位の周波数の信号なのでしょうか。例えば外部信号の周波数を下げた際にも問題は発生するのでしょうか。これらの質問よりループの停止する原因を特定できると考えております。お手数ではありますが、ご確認お願いいたします。
ループ内で「外部トリガ1回で1サンプル読み取り」を行い、1データ毎にデータをExpress表に表示しているのですが、連続的にこれを行う場合、1サンプル読み取りではなく連続集録を行うことをお奨め致します。外部信号がPFI0に接続されている場合、クロックソースをPFI0に設定することでこの信号をデータ集録時のクロックとして使用できます(image1参照)。また、連続集録を行うことでバッファにデータを溜め込むことが出来るので、データの取りこぼしを回避出来ると考えております。これによりデータを表示する際の処理もループ内で可能になるかと思います(image2参照)。
一部異なる点としましては、連続集録を行っているのでExpress表に表示されるデータは1サンプル毎ではなく、設定したサンプル数毎になります。
上記内容をご確認頂き、今一度結果をご返信願えますでしょうか。
よろしくお願い致します。