NI製品ディスカッション

キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 

処理速度 画像処理

西山と申します。
 
LabVIEW8.0 を用い画像処理のシステムを構築しています。
処理内容はカメラから映像を取得し2値化, ノイズ除去, 計測対象の長さ測定です。
実行開始時は30fpsで処理されていると思うのですが時間経過とともに
処理速度が低下してしまいます。問題解決の方法を教えていただければ幸いです。
また, この画像処理とあわせ収録画像を同時にAVIファイルに保存したいのですが
可能でしょうか?
画像収録にはPCI-1409を使用しています。
 
よろしくお願いいたします。
 
0 件の賞賛
メッセージ1/4
4,374件の閲覧回数

西山様

平素よりお世話になっております。

処理速度が低下するとおっしゃっておりますが、処理の流れが知りたいのでVIを添付していただくことは可能でしょうか?もし処理中に開いている関数がありましたら、確実に閉じている事を確認してください。


AVI書き込みは、集録される画像の画素数などによって変わってきます。また、比較的処理に時間がかかるため一度サンプルを使ってAVI書き込みのパフォーマンスをお試しいただければと思います。

LabVIEWメニューから「ヘルプ >> サンプルを検索」
NIサンプルファインダの検索タブから「AVI」のキーワードを入れ「Grab and Save to AVI.vi」を起動します。
パフォーマンス計測のために、サンプルを非圧縮と圧縮での比較をお願いします。
AVI圧縮を行うには、サンプル内にある「IMAQ AVI Create.vi」の「Compression filter」に圧縮方式名を書き込みます。
圧縮方式名は、NIサンプルファインダの検索タブから「AVI」のキーワードを入れ「AVI Compressor Comparison Example」を使うことで知ることができるのでそちらを使い、こちらのVIを実行して一番パフォーマンスのよい圧縮方法を使うように「Grab and Save to AVI.vi」を修正してください。

「ツール >> プロファイル >> パフォーマンス&メモリ」を利用し、上記VIの所要時間を計っていただけませんでしょうか?
タイミング統計にチェックを入れると平均値が表示されるようになります。

宜しくお願いいたします。

日本ナショナルインスツルメンツ 技術部
鈴木

0 件の賞賛
メッセージ2/4
4,333件の閲覧回数
K.Suzuki 様
お世話になっております。
 
サンプルのLL RIng.VIを使用して実行中の処理速度低下がなくなりました。
しかしながら, 実行→ストップを繰り返すと処理が前回実行時の2倍ほどかかってしまうことがあります。
現状のプログラムを添付いたしました。
サンプルを使用してのAVI書き込みは問題なくできました。
この画像処理と同時にAVIファイルを生成することは可能でしょうか?
 
追加の質問です。
NaNデータの区間を補間したいのですが適当なサンプルプログラムはあるでしょうか?
 
よろしくお願いいたします
 
0 件の賞賛
メッセージ3/4
4,301件の閲覧回数

Junpei3様

平素よりお世話になっております。

処理速度についてですが、IMAQ Create(Threshold)に対するIMAQ Disposeを接続してください。
現状ですと、VIの実行中はThresholdのメモリを見に行きますが、一度VIを停止するとメモリ内に領域を確保したまま新たにメモリを作成し、メモリ効率が悪くなり処理速度が低下している可能性がございます。

英語になりますが、IMAQ のメモリマネジメントについて(IMAQ Disposeについて)以下に記述がございますので参考にしていただければと思います。
Memory Management with IMAQ
http://zone.ni.com/devzone/conceptd.nsf/webmain/4a350323d583151c86256ae3007608b6


> サンプルを使用してのAVI書き込みは問題なくできました。
> この画像処理と同時にAVIファイルを生成することは可能でしょうか?
こちらは、VIでのAVI書き込み処理中にAVIファイルの生成ができるかどうかとのことでしょうか?
IMAQ AVI Write FrameでAVIを生成すると処理中にAVIファイルが作成されますがこちらの動作ではJumpei3様の望まれている動作とは異なっているとのことでしょうか?

補間については、すべてのデータが揃った後でしたら、NIサンプルファインダの検索タブから「補間」と入力していただくと補間に関するサンプルが表示されます。「1D Interpolation.vi」などが1次元配列に対する補間のサンプルですので参照していただければと思います。

宜しくお願いいたします。

日本ナショナルインスツルメンツ 技術部
鈴木

0 件の賞賛
メッセージ4/4
4,286件の閲覧回数