NI製品ディスカッション

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市販のUSB-232C変換ケーブルでvisaドライバが正常に動作しない

ノートパソコンでUSB-232C変換ケーブル(市販品:IOデータ、ラトックシステムなど複数でテストしました)を使用してagirent製データ収集装置
34970Aを制御しようとしたところ通信エラーで正常に動作しません。232Cポートが付いているノートPCやデスクトップでは正常に動作します。
またUSB-GPIB-Bケーブルでも正常に動作します。34970Aのドライバは最新のものを使用しています。
USB-232C変換ケーブルもループバックテストなどを行って問題がありません。
ソフトはLabVIEW7.1で作成しました。ちなみに34970Aドライバに付いているサンプルでも同じ現象でした。
NIのVISAドライバはPCに直接付いているシリアルポートしか対応していないのでしょうか、それともNI製のUSB-232C変換ケーブルでないと
動作しないのでしょうか
 
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ykimura様、

平素より弊社製品を、ご使用いただきまして誠にありがとうございます。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の荒瀬と申します。
お問い合わせいただきました件につきまして、以下のようにお答えさせていただきます。

こちらで事例などを検索致しましたところ、市販のUSB-232C変換ケーブルで正常に通信できない、といった報告が多数ございました。他社様のUSB-232CとNI-VISAが完全に対応しているかどうかは、申し訳ございませんがわかりかねております。弊社のUSB-232 (http://sine.ni.com/nips/cds/view/p/lang/ja/nid/12844) であれば、標準232C規格とNI-VISAに完全対応しておりますので、正常に通信できると思います。

以上の内容でご不明な点などございましたら、ご返信いただきますよう、お願い致します。

よろしくお願い致します。

日本NI技術部
荒瀬
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市販のUSB-232C変換ケーブルで通信がうまくいかないという報告は結構あるのですね。
この手のものはケース・バイ・ケースで、うまくいかない例はあると思いますが、当方、I-Oデータ社のUSB-RS232C変換アダプタ「USB-RSAQ3」を良く使いますが、これで通信がうまくいかなかった相手に遭遇したことがありません。ストレートで複数の計測器と、クロスでPCと、RS422変換で古いMacと、等々(LabVIEW6iで、VISAでシリアル通信)。さらに、TxD・RxD・SGの3線しかつながなくても通信ができていたので、単に今までラッキーな相手だっただけなのか、今回のご質問のagilent製当該装置との相性なのか、良く分かりませんけれども・・・。もちろん、上記製品の動作を保証するものではないですが。逆に言うと、NI社製のUSB-RS232変換ケーブルなら絶対大丈夫なのか、、、、どうなんでしょう?(NI殿のご担当者がおっしゃるので大丈夫だと思いますが、少なくともポートをハード的にたたくようなアプリケーションに対しては多分ダメですよね・・・)
ykimura様におかれましては、相性が合うかどうか一度NI社製品を「貸し出し」で試して、OKだったら購入、の方が良いかも知れませんね。
 
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木村@アンリツです。
状況を補足しますとvisaのシリアルドライバで記述するとUSBー232C変換ケーブルでも問題なく動作します。
今まで幾つか作成しており問題なく動作していました。
34970A用の計測器ドライバ+USB-232C変換ケーブルの場合だけ通信エラーが発生します。
34790A側のエラーで「ERROR5」というのがでます。これはバッファオーバーエラーです。
回線モニタなどで調べれば詳細が分かると思いますがそこまで調査していません。
また34970Aのイニシャライズ、測定モード設定(電圧測定)、スキャン、データリード、クローズといった順序で動作させているのですが
通信でタイムアウトになるときと、LabVIEWがハングアップ(フリーズ)するときの2通りの現象が出ます。
USBー232C変換ケーブルの方が間に変換動作が入っている分タイミング的に遅いのが原因だとNI製でも同じような気がしますが
とりあえずNI製の変換ケーブルで試してみてだめなら、制御部分を1から作り込む予定です。
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なるほど、そのような現象ですか・・・そうすると確かに34970AとUSB-232Cの組合せでは、NI社製か否かに関わらず起こりうる可能性はありますね。

普通にVISAシリアルで組んでOKであれば、34970A用ドライバの記述の中で何か変わったことをしているのかも知れません。ドライバのviが、中まで潜り込んで行けるものであれば、心臓部であるI/O部までたどり着くときっとそこにはVISA入出力関数が書いてあるのだと思いますが、そこで何か差異を見つけられるかも。その部分を少し書き換えてうまくいけたとしたら、場合によっては一から組み上げ直さなくて済む可能性はあるかも(少なくとも御自分でVISAシリアルで組んだ場合は通ったことから、それに即したI/Oになれば良いでしょうか)。どう書き換えたらよいかは、元来その通信エラーにどう対処したら良いかとか、ドライバでどう記述・設定しているかによるので、一概に今言えませんが・・・

が、一度NI社製のでテストできると良いですね。。

 

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木村です。
ようやくNI製のUSB-シリアル変換ケーブルが来たのでテストしたところ問題なく動作しました。
ノートパソコンでシリアルを拡張する場合はNI製でないとダメという結論になります。
ドライバのインストールに5分くらいかかっていたのでかなり膨大な量をインストールしていたようです。
もしかしたらこのシリアルのドライバをインストールするだけでハードは市販品でも動くのかもしれません
確認が出来たら報告します。
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