平素よりお世話になっております。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の長久と申します。
データの読み取り時間、経過時間を取得するには、タイミングパレットにある「経過時間」のExpressVIをご利用いただくのはいかがでしょうか。この関数は現在の時間情報を関数実行時に返します。また、予め開始時間を設定しておけば、開始からの経過時間も取得いただけます。
例えば、プログラムの開始(GPIBとの通信の開始)に経過時間ExpressVIを一度実行いただき、「開始時間」を取得いたします。計測器からのデータをLabVIEWにて取り込んだ際に、開始時間を設定した経過時間ExpressVIを実行いただければ計測データ取得の経過時間が確認いただけます。この様に計測器のデータがLabVIEWにて取り込まれる度にプログラムの経過時間を関数の実行にて確認いただければ時間情報の摘出も可能になります。
タイミングパレットにはその他にも時間情報を取得する関数がございますので、LabVIEWヘルプを参照し、関数の詳細をご確認いただければその他にも適切な関数が見つかるかと存じます。