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USB接続計測器を仮想マシン上の SignalExpress から使用できない

LabVIEW SignalExpress のエラーで困っていますのでお尋ねします。

動作環境: Windows 7, LabVIEW 2010, NI LabVIEW SignalExpress Tetronix Edition 2.5.1 LE

測定機器: Tektronix TDS2002B (USBケーブルで接続)

 

上記の構成で,通常のPCでは問題なく動作します。

しかし,VMware ESXi 5.0 上の仮想マシン Windows 7 でのLabVIEW 2010 では

以下のエラーで動作しません。

なお,Tektronix TDS220 (USB-RS232Cケーブルで接続) は,

仮想マシン上の SignalExpress の「IVI Scope集録」で動作します。

したがって,USBケーブルで直接接続する場合の問題のように思えます。

 

以下,行頭の数字は行った作業手順を示します。

 

1. TDS2002B (USBケーブルで接続)の電源を入れる。

 

2. NI LabVIEW 2010 SignalExpress が起動し,

VISA Resource には USB0::0X0699::0X0364::C010304::INSTR が自動設定される。

ステップは Tek TDS 1000/2000 となっている。

 

3. データビュータグを選択して「実行」すると,初期化エラーとなる。

Initialization Error

tek_tktds1k2k Error-Query.vi<ERR> Driver Status:  (Hex 0xBFFA1190)

The session handle is not valid.

 

4. このステップを削除して,新たにステップ Tek TDS 1000/2000 を追加しても

VISA Resource は Autodetect で検出できない。

 

5. VISA Resource に USB0::0X0699::0X0364::C010304::INSTR  を入力して「実行」 すると,

今度は「構成エラー」となる。

 Error -1073807339 occurred at tek_tktds1k2k Initialize With Options.vi

 

Possible reason(s):

Driver Status:  (Hex 0xBFFF0015) Primary Error: (Hex 0xBFFF0015) 操作が完了する前に

タイムアウトで時間切れとなりました。

 

6. ステップ TDS TPS 1K 2K を追加して,

VISA Resource に USB0::0X0699::0X0364::C010304::INSTR  を入力すると,

Invalid VISA Resource

 

7. NI LabVIEW SignalExpress Tetronix Edition 2.5.1 LE を起動する。

Measurement & Automation Explorer の設定画面で

・Create a New Tektronix Edition Project

・Tektronix TDS2002B Oscilloscope をチェックする。

VISA Resource が自動検出されない。

 

8. VISA Resource にマニュアルで「USB0::0x0699::0x0364::C010304::INSTR」を入力する。

ステップ Tek TDS1000/2000 が追加される。

 

9. Run

Initialization Error

tek_tktds1k2k Error-Query.vi<ERR> Driver Status:  (Hex 0xBFFA1190)

The session handle is not valid.

 

10. NI LabVIEW SignalExpress を起動

 

11. ステップを追加で「信号を集録」‐「IVI Scope集録」

 

12. 構成タグのデバイスのIVIセッション名から新規作成を選択

 IVIセッション名: TDS2002B

 リソースデスクリプタ: USB0::0x0699::0x0364::C010304::INSTR を選択

 計測器ドライバ: tktds1k2k 「シミュレーションデータを有効にする」はチェックしない。

 OKボタンを押すと初期化が始まり「構成エラー」となる。

Error -1073807339 occurred at ivi_IviScope Initialize With Options.vi

 

Possible reason(s):

Primary Error: (Hex 0xBFFF0015) 操作が完了する前にタイムアウトで時間切れとなりました。

Complete call chain:

     ivi_IviScope Initialize With Options.vi

     ivi_subScopeGetReleaseSession.vi

     ivi_subScopeInitializeData.vi

     ivi_IVIScopeInvokeCommand.vi:1

 

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USBケーブルで接続したオシロスコープをLabVIEW VI で使用した場合の追加情報です。

よろしくお願いいたします。

 

1. Tektronix TDS2002B (USBケーブルで接続)

 

LabVIEWドライバ tektronix_tds_200_1000_2000_series.zip

 (Driver Version: 4.1.1, Update Release Date 01-SEP-2011) を展開し,

Example にある Tektronix TDS 200 1000 2000 Series Acquire Multiple Waveforms.vi を起動し,

VISA resource name で USB0::0x0699::0x0364::C010304::INSTR を選択して実行。

Timeout はデフォルトの10000ms。

 

エラーコード-1073807346がVISA書き込み/ Tektronix TDS 200 1000 2000 Series.lvlib:

Error Query.vi->Tektronix TDS 200 1000 2000 Series.lvlib: Configure Channel.vi->

Tektronix TDS 200 1000 2000 Series Acquire Multiple Waveforms.viで発生

 

考えられる理由:

VISA:  (Hex 0xBFFF000E) 与えられたセッションまたはオブジェクトは無効です。

 

 

2. Agilent MSO-X 2024A (USBケーブルで接続)

 

Agilent 2000 3000 X-Series Acquire Multiple Waveforms.vi を起動し,

VISA resource name でUSB0::0x0957::0x1796::MY51360301::INSTR

 を選択して実行。 Timeout はデフォルトの10000ms。

 

エラーコード-1073807339がVISA読み取り/ Agilent 2000 3000 X-Series.lvlib:

Error Query.vi->Agilent 2000 3000 X- Series.lvlib:Reset.vi->

Agilent 2000 3000 X-Series.lvlib:Initialize.vi->

Agilent 2000 3000 X-Series Acquire Multiple Waveforms.viで発生

 

考えられる理由:

VISA:  (Hex 0xBFFF0015) 操作が完了する前にタイムアウトで時間切れとなりました。

 

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追加情報です。

USBケーブルで接続した信号発生器 NF WF1973

(USB0::0x0D4A::0x000D::9113494::INSTR)

は LabVIEW VI で制御できています。

 

USBケーブルで接続したオシロスコープが LabVIEW から制御できなくて困っています。

よろしくお願いいたします。

 

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daq2様

 

いつもお世話になっております。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の巳波と申します。

 

USB接続の計測器(USB-TMC)ではございませんが、弊社製のUSB変換器 GPIB-USB-HS を VMware 上の Windows 7 にて動作させるためのトラブルシューティングにつきまして、下記のディスカッションフォーラムにてやりとりがございましたので、ご紹介させて頂きます。

 

gpib-usb-hs on vmware fusion
http://forums.ni.com/t5/Instrument-Control-GPIB-Serial/gpib-usb-hs-on-vmware-fusion/m-p/1444532?requ...

 

ご参考になれば幸いでございます。

 

尚、誠に恐縮ながら、下記の技術資料に記載のとおり仮想マシン上においての弊社の製品のご利用は正式サポート対象外とさせて頂いておりますので、予めご了承ください。

 

Are NI Products Supported on Virtual Machines (VMs)?
http://digital.ni.com/public.nsf/allkb/31B0985265CA167886257831003F5536?OpenDocument

 

宜しくお願い致します。

*********************************************************************************
日本ナショナルインスツルメンツ株式会社 技術部 巳波裕介
Yusuke Minami, Applications Engineering, National Instruments Japan
技術サポートウェブページ: http://www.ni.com/support/ja
お問い合わせフリーダイヤル: 0120-527196
*********************************************************************************
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巳波様,

 

お世話になります。電通大の桑田と申します。

ご回答ありがとうございました。

 

今後,仮想マシンからの使用も増えてくるのではと思いますが。

LabVIEWを用いて仮想マシンからUSBパススルーで,

ホストマシンにUSB接続された計測器からのデータ取得は,

現時点では難しそうです(デバイスは認識されているのですが)。

 

USBデバイスサーバ(Silex SX-3000GB)を用いて,

オシロスコープ Tektronix TDS2002BをUSB接続することにより,

SignalExpressから波形を取得できるようになりました。

 

これでこの件はクローズとさせていただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

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くわだ@UEC

 

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