中学生以上で計測制御にはあまり興味のない人でもLabVIEW Community Editionが楽しめるようになれば面白いだろうなと思い、高校入試の参考書から題材を探してサンプルプルグラムを作ってみました。
短時間フーリエ変換で発声の周波数変化を見ながら練習すると良いという話を聞きます。LabVIEWではSTFTスペクトログラムVIという関数が用意されていて、サンプルプログラムがあるので比較的簡単にプログラムを作ることができます。スピーキング向上にどこまで寄与できるかわかりませんが、サンプルを作ってみました。
練習するには発音のお手本が必要ですが、最近はGoogle翻訳やオンライン辞書で発声してくれるので活用できるようにしました。下の図はGoogle翻訳の例ですが、スピーカーボタンを押すと発声してくれます。どこまで本当かどうか分かりませんが、それなりに聞こえるように思います。

サウンドコントロールパネルの録音タブでステレオミキサーを有効にすると、LabVIEWプログラムでマイクと切り替えて音を取り込むことができます。

PCあるいはMicからの入力を5秒間取り込んで、再生しながらスペクトログラムで表示して、データを保存して後で再生する機能を持っています。

この分野のエキスパートがいらっしゃると思いますので、誤っている点の指摘や改良などでご協力いただければありがたいと思います。
LabVIEW Community Editionのベータ版で作成したものをLabVIEW2014にバージョンダウンしました。