平素よりNI製品をご利用頂きまして誠に有難うございます。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の幾田と申します。
NIサンプルファインダというのはご察知の通り、LabVIEWにデフォルトで付属されているサンプル集になります。
起動方法はLabVIEWのスタートアップ画面からヘルプ>>サンプルを検索、もしくはフロントパネルのメニューバーのヘルプ>>サンプルの検索になります。
DAQmxのドライバをインストールした際は前回表記した階層にDAQmxのサンプルが確認できます。
簡単なサンプルの見方を紹介すると、
Acq・・・Acquisitionの訳で、入力を示しています
Gen・・・Generationの訳で、出力を示します
Cont・・・Continiousの訳で、連続収録を示します
Int Clk・・・Internal Clockの訳で、オンボード内部クロックを使用します
Ext Clk・・・External Clockの訳で、外部クロックを使用する際に使用します
Dig Start・・・Digital Start Triggerの訳で、デジタルトリガを使ってスタートトリガを使用する際に使用します
Analog Start・・・Analog Start Triggerの訳で、アナログトリガを使ってスタートトリガを使用する際に使用します
といったように、サンプルの名前でおおまかな内容が把握できるようになっています。
また、そのサンプルの詳細についてはNIサンプルファインダ右上の情報の欄にて確認出来、さらに、そのサンプルを動作させることの出来るデバイスの型番なども確認出来ますので、最適なサンプルを選択し、それを雛形にしてカスタマイズすることによって大幅な開発時間の短縮が見込めます。
今後何かしらのサンプルが必要な際はまずNIサンプルファインダを確認し、その後弊社Webで検索いただければ検討されているソリューションのベースとなるものは何かしら見つけることが可能かと思われますので、是非ご利用いただければと思います。
よろしくお願いいたします。