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SVTの使い方

いつもお世話になっております.高橋と申します.

現在DAQボードを用いて,音声データを集録し解析するプログラムを作成しています.また,解析にはSound and Vibration toolkitを使っています.

そこで,「running Leq vi」の使い方について質問させていただきます.

自分では,このviは,ある波形において,”integration time”で指定した時間のLeqを計算してくれるものと理解しています.ですから,計算する分の波形をコレクタで集めてから計算する必要があると考えています.

1.上記の理解は正しいものでしょうか?
2.このviは,事前にA特性をかけなくても,計算の上ではA特性がかかったものとして計算してくれるのでしょうか?

以上です.

よろしくお願いいたします.
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n_takahashi  様

平素より弊社製品をご使用いただき誠に有難うございます。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の竹内と申します。

「running Leq vi」というのはSound and Vibration Toolkitの「SVT Running Leq Sound Level  vi」のことでよろしかったでしょうか。
このVIは例えば連続集録を行いながらLeqを計算する場合、現在得られたデータから「integration time(s)」に入力された時間までさかのぼってLeqを計算するというものです。「integratin times(s)」が10sに設定されていた場合、集録を開始してから15秒たっていたとすると15秒から10秒前までのデータを使用してLeqを計算するようになり、それをデータが来るたびに繰り返します。そのため波形をコレクタするようなことは通常行いません。
もし、ある期間のLeqだけが必要であれば波形をコレクタし、「SVT Leq Sound Level vi」を使用していただくことになります。

また、「SVT Running Leq Sound Level  vi」でA特性がかかるかどうかというこですが、「SVT A, B, C Weighting filter(Fixed Rates) vi」を使用しなければA特性フィルタはかかりませんのでこのVIを使用する必要がございます。

以上、ご不明な点等ございましたらご連絡下さい。
よろしくお願い申し上げます。

日本ナショナルインスツルメンツ技術部
竹内
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竹内様.

いつもお世話になっております.高橋と申します.

「running Leq sound level.vi」について質問させていただきます.

ご指摘のように考えますと,このviは,これ自体でデータを貯めているということなのでしょうか?
また,15秒間の計測の場合,integration timeが10秒の計測と設定すると,計測開始から10秒までに表示される値は意味のない値ということなのでしょうか?

以上です.

よろしくお願いいたします.
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高橋 様

いつもお世話になっております。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の竹内です。

「SVT Running Leq Sound Level  vi」のブロックダイアグラムを見ていただくとわかるのですが、このVI内でシフトレジスタを利用し以前のデータを保存しております。また「integration time(s)」を10秒と設定した場合、10秒かかるまではそれ以前のデータ全てを使用してLeqを求めております。こちらもブロックダイアグラムから確認することができますのでご覧下さい。

以上、ご不明な点等ございましたらご連絡下さい。
よろしくお願い申し上げます。

日本ナショナルインスツルメンツ技術部
竹内
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