平素よりNI製品をご利用頂きまして誠に有難うございます。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の宮本と申します。
ご返答ありがとうございます。
ワイブル確率紙の縦軸は一般的な対数軸ではないとのことですが、具体的にどのような対数軸を使用しているのでしょうか。
私の理解するワイブル確率紙とは、次の通りです。例えばxが確率変数(random variable)である場合、ワイブル累積確率(Weibull CDF)は、
F(x|a,b) = 1 - exp(-(x/a)^b)
で記されます。ワイブル確率紙とは、x軸をlog(x)で表し、y軸をlog(log(1/(1-F(x))))で表したものであると認識しているのですが、この理解は正しいのでしょうか。
当方の理解が正しければ、xとlog(1/(1-F(x)))を対数軸で表示するか、もしくは、log(x)とlog(log(1/(1-F(x))))を通常軸で表示することによってワイブル確率紙の作成が可能であると考えています。
1)xとlog(1/(1-F(x)))を対数軸で表示する場合、y配列値の対数をデータ上で一度取った後にx配列値とバンドルし、XYグラフ表示器にて対数軸表示を行うことでワイブル確率紙の作成が出来ると考えています。
2)log(x)とlog(log(1/(1-F(x))))を通常の軸で表示する場合、x配列値とy配列値の両方の値の対数をデータ上で取り(y配列値に関しては対数を二度取る必要有り)、その後にバンドルしXYグラフ表示器にて通常表示することでワイブル確率紙の作成が出来ると考えています。
上記内容を確認いただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。