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DAQボードでのデータ集録について

櫻田様.

いつもお世話になっております.高橋と申します.

前回添付いたしましたプログラムを,ご指摘いただいたように改善したところ,解析に対するエラーは生じなくなり,計測を終了することができるようになりました.ありがとうございます.

今回は,プログラムの改善後に生じた疑問点について3点質問させていただきます.

1.プログラムを実行すると,「DAQ読み取りvi」からエラー「200279」が生じるようになりました.なぜでしょうか?
ちなみに,このエラーは,計測のための各種設定(出力音の音量,WAVE保存パスなど)を変更後,初めてプログラムを動かすときに生じます.しかし,エラーが生じてプログラムを停止してから,再度同じ設定で実行すると正常に動作します.

2.1.のエラーが生じないときに,計測が行われていても15秒分の計測に,保存まで完了するのに,約1分くらい時間を要してしまいます.これは,データの量と,使っているパソコンの性能上仕方ないことなのでしょうか?
タスクマネージャーを見ると,計測のために立ち上げてある2つのプログラムで,コミットチャージが1GB程度でした.(使用パソコンのメモリは512MB)
LabVIEWのテクニックとして,プログラムを軽くする方法はあるのですか?

3.あまりに計測に時間がかかり,計測が終了するまでに,15秒分のWAVEファイルを何回も再生しています.そこで,ちゃんと出力した音声が正しく集録されているのかを確認するため,15秒の計測の間(前述のように,計測に時間がかかるため,実際の時間では40秒ほど)に手を30回叩いてみました.すると,波形にはピークが16回しか表示されませんでした.これは,集録するときにタイミングよく手を叩く音が発生すれば,データとして扱われているのだと思います.ということは,実際計測しているときも,15秒のWAVEファイルの飛び飛びの音声を集録していることになっていると思います.これでは求めたいデータを得ることはできません.どうすればよいのでしょうか?

以上です.

非常に長くなってしまい申し訳ございません.

よろしくお願いいたします.
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高橋様


日本ナショナルインスツルメンツ技術部の櫻田です。
いつもお世話になっております。
返信が遅くなり申し訳ありませんでした。



1.初回のみ「200279」が生じるのはExpress系のVIが初期設定等を行うのに時間がかかり
読み取る前にバッファ内のデータが上書きされたためだと考えられます。
Express系のVIは便利なのですが、効率的なデータ集録や解析のためには、より上級(下層)の関数のご使用をお奨めいたします。


2.大量のデータについて解析と保存を行うには、かなりの負荷がPCにかかるため、PCスペックが影響してしまいます。
テクニックとしましては、データを小分けにして一旦保存し、後でデータをまとめる等しますと処理が早くなります。
また、必要以上に浮動小数点型を使わずに整数型を用いることによっても、処理が軽くなります。

3番目の問題の意図が分かりにくいのですが、解析と保存の負荷を軽減することによって解決されるのではないかと思います。
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